
COUNTRY YARD「The Roots Evolved」のジャケット
COUNTRY YARD「The Roots Evolved」の収録曲
1.Passion
2.Bad
3.Moon July
4.Tonight
5.Not A Stairway
6.Son Of The Sun
7.Purple Days
8.Turn On, Tune In
9.When I Was Young
10.Daylight
11.I Don’t Want To Stay Here
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COUNTRY YARD「The Roots Evolved」とは
2020年3月4日にリリースされたCOUNTRY YARD(カントリーヤード)の4thフルアルバム「The Roots Evolved(ザ・ルーツ・イヴォルヴド)」。
所属レーベルをPIZZA OF DEATH RECORDSに移し、さらなる進化を遂げた節目の一作。
メロディックパンクにルーツを持ちながらも、オルタナティブロックやUKロックの影響を内包した繊細で力強いサウンドメイクが光る。
疾走感の中に哀愁が香る「Passion」で幕を開け、感情の起伏をなぞるように展開していく構成。
「Bad」はシンプルなビートと真っ直ぐな歌詞が響くミドルテンポの一曲。
「Moon July」は夜空を思わせる幻想的なイントロと、透明感のあるヴォーカルが印象的。
「The Roots Evolved」の中でも特に存在感を放つ「Purple Days」は、過去と向き合いながらも前を向く意思を静かに示すナンバー。
終盤に配置された「Daylight」は、音数を絞った美しいギターと静かな決意が胸に染みるエンディングトラック。
メロディとメッセージ、どちらも緻密に磨かれた全11曲。
COUNTRY YARDの美意識と誠実さが息づく一枚。
オススメ代表曲は「Tonight」
COUNTRY YARD(カントリーヤード)の「The Roots Evolved(ザ・ルーツ・イヴォルヴド)」からのおすすめ代表曲は「Tonight」。
「Tonight」のどこか切なげなコード感と、流れるようなメロディラインが心を奪う。
愛の不確かさと、それでも求めずにいられない感情が静かに表現されている。
夢の中のような浮遊感と、現実に踏みとどまるリズムが絶妙に交錯。
きらめく夜の街を車で走り抜けるような、そんなシーンが脳裏に浮かぶ。
COUNTRY YARD「The Roots Evolved」制作時のメンバー
名前 | 担当 |
Keisaku “Sit” Matsu-ura | Ba/Vo(ベース/ボーカル) |
Yu-ki Miyamoto | Gt/Cho(ギター/コーラス) |
Hayato Mochizuki | Gt/Cho(ギター/コーラス) |
Asanuma Shunichi | Dr(ドラム) |
バンド名、タイトルもTHE VINES縁
シンプルなブックレット
The Vinesに対する返歌(アンサーソング)
今回紹介したCOUNTRY YARD(カントリーヤード)の「The Roots Evolved(ザ・ルーツ・イヴォルヴド)」。
COUNTRY YARD(カントリーヤード)というバンド名の由来が、The Vines(ザ・ヴァインズ)の「Country Yard」から。
そしてhe Vinesのファーストアルバム「Highly Evolved」で今回が「The Roots Evolved」と
明確なオマージュを含んだタイトルであると読み取れます。
「Highly Evolved」はThe Vinesがロックンロールの遺伝子を現代的にアップデートした、まさに“進化”の象徴のようなアルバム。
その影響下にあるCOUNTRY YARDが「The Roots Evolved」と題したのは、ただ自分たちが成長したというよりも、The Vinesから受け取った原点が、自分たちの中でさらに進化したという意味を持っています。
「ルーツ=原点」はただ守るべきものではなく、育て、変化させ、深化させていくもの。その姿勢を明言したタイトルかもしれません。