Primal Scream「Evil Heat」のジャケット

Primal Scream「Evil Heat」の収録曲

1. Deep Hit of Morning Sun
2. Miss Lucifer
3. Autobahn 66
4. Detroit
5. Rise
6. The Lord Is My Shotgun
7. City
8. Some Velvet Morning
9. Skull X
10. A Scanner Darkly
11. Space Blues #2
12. Substance D (日本盤ボーナストラック)

Come Ahead is OUT NOW! Listen to the album here: https://t.co/2SudaRfVgn#ComeAhead pic.twitter.com/E0RAf6qdxa

— Primal Scream (@ScreamOfficial) November 8, 2024

Primal Scream「Evil Heat」とは

Primal Scream（プライマル・スクリーム）の2002年にリリースされた7枚目のスタジオアルバム「Evil Heat」（イーヴル・ヒート）。
プライマルの音楽的探求と進化を象徴する名作です。
ボビー・ギレスピーはこのアルバムを「エレクトロニック・ガレージ・バンド・フューチャー・ロックンロール」と称し、ノイやクラフトワーク、MC5、P.I.L.、ビーチ・ボーイズ、バーズといった多様な影響を受けたサウンドが展開されています。

「Evil Heat」は、前作『XTRMNTR』の攻撃的なエネルギーと、代表作『Screamadelica』のサイケデリックな要素を融合させたアルバムであり、聴く者に新しいプライマルの音楽の体験に。
とくに、収録曲「Rise」は、2001年のライブセットで初めて披露され、9.11の影響を受けてタイトルと歌詞が変更された経緯があります。
また、「Space Blues #2」は、マーティン・ダフィが書き下ろした曲であり、前バンド「フェルト」の「Space Blues」の続編にあたります。

このアルバム「Evil Heat」は、Primal Screamの音楽的な多様性と、時代の変化に対する敏感な反応を反映しており、ロックの枠を超えた新しい感覚に。
ボビー・ギレスピー自らが“エレクトロニック・ガレージ・バンド・フューチャー・ロックンロール”と銘打ったこの作品は、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズをゲストに迎え、独自のガレージ・サウンドを展開しています。
「Evil Heat」は、聴く者にとって、過去の名曲たちと出会う前に思い描いていた理想の音楽が実現された瞬間を体験させてくれる、まさに特別な一枚です。

オススメ代表曲は「Miss Lucifer」

Primal Screamの「Evil Heat」からおすすめする代表曲は「Miss Lucifer」。
「Miss Lucifer」は、キャッチーなメロディとエネルギッシュなリズムが特徴で、ライブでも大いに盛り上がる一曲です。ケイト・モスが参加したこの楽曲は、聴く者に強い印象を与え、アルバムの中でもとくに注目されるトラックとなっています。

Primal Scream「Evil Heat」制作時のメンバー

名前	担当
Bobby Gillespie	ボーカル、ギター、プログラミング
Andrew Innes	ギター
Robert Young	ギター、プログラミング
Martin Duffy	キーボード、プログラミング、サンプル
Gary ‘Mani’ Mounfield	ベース
Darrin Mooney	ドラム、プログラミング

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ライナーノーツは高橋健太郎さん

ステッカーは健在

反逆の音が生む熱狂、ノイジーポップな新境地

Primal Scream（プライマル・スクリーム）の2002年発売の7枚目のスタジオアルバム「Evil Heat」（イーヴル・ヒート）。
プライマルの反逆の音が生む熱狂を体現しており、ノイジーポップな新境地を切り開いています。
多様な音楽的影響を受けたサウンドは、聴く者を引き込み、従来の枠を超えた刺激的な体験を提供します。
ボビー・ギレスピーの独特なビジョンが反映された楽曲群は、エネルギーに満ち溢れ、聴くたびに新たな発見があるような感覚に。
このアルバム「Evil Heat」は、現代の音楽シーンにおける重要な一歩であり、プライマルの名盤の1つだ。

アーティスト情報

公式Webサイト：https://www.primalscream.net/

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