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全曲紹介!Bloc Party「Silent Alarm」(ブロック・パーティー サイレント・アラーム)
Bloc Party

全曲紹介!Bloc Party「Silent Alarm」(ブロック・パーティー サイレント・アラーム)

Bloc Party「Silent Alarm」のジャケット

Bloc Party「Silent Alarm」のジャケット

Bloc Party「Silent Alarm」の収録曲

Bloc Party「Silent Alarm」の収録曲
1. Like Eating Glass
2. Helicopter
3. Positive Tension
4. Banquet
5. Blue Light
6. She’s Hearing Voices
7. This Modern Love
8. The Pioneers
9. Price of Gasoline
10. So Here We Are
11. Luno
12. Plans
13. Compliments

Bloc Party「Silent Alarm」とは

Bloc Party「Silent Alarm」とは

2005年2月2日に発売されたBloc Party(ブロック・パーティー)のデビューアルバム「Silent Alarm」(サイレント・アラーム)。
このアルバム「Silent Alarm」は、ポストパンク・リバイバルの代表作とされ、リリース当時から高い評価を受けました。
UK独特のエネルギッシュでありながらも繊細なサウンドスケープが特徴で、リスナーを虜に。

「Silent Alarm」は、インディーロック、ポストパンク、ニューウェーブの要素を融合させたサウンドが特徴であり、各楽曲は個々の物語と感情を表現している。ケレ・オケレケの独特なボーカルスタイルと、ラッセル・リサックの鋭いギターワークが際立つ。

歌詞には、都市生活、不安、人間関係、そして政治的なテーマが含まれており、当時の社会情勢を反映している。
例えば、「Helicopter」では現代社会の監視文化を批判し、「Price of Gasoline」では戦争と環境問題に対する憂慮が表現されている。

リードトラック「Like Eating Glass」は、アルバム「Silent Alarm」の幕開けにふさわしい緊張感とエネルギーを持ち、続く「Helicopter」ではその勢いがさらに加速する。
「This Modern Love」は、バンドのロマンチックな一面を垣間見せる美しい楽曲であり、「So Here We Are」は、静かなイントロからドラマチックなクライマックスへと展開する壮大な一曲だ。
代表曲「Banquet」は誰が聴いてもいつ聞いても稀代の名曲。

アルバムのアートワークは、雪に覆われた風景を描いており、寒々とした静寂とアルバムのタイトルである「Silent Alarm」のテーマを象徴。
このビジュアルは、音楽の持つ感情的な深みと対比され、視覚的にも聴覚的にも強い印象を与える。

リリース後、Bloc Partyは世界中でツアーを行い、大規模なフェスティバルに出演するなど、その名を広めた。とくに、2005年のグラストンベリー・フェスティバルでのパフォーマンスは多くのファンにとって忘れられない瞬間となった。

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オススメ代表曲は「Banquet」

Bloc Partyの「Silent Alarm」の中からおすすめ代表曲は「Banquet」。
イントロから引き込まれるリズムとキャッチーなギターフレーズ、この「Silent Alarm」を象徴するナンバーの「Banquet」。
シングルカットされたこの曲は、アルバム全体のエネルギーとメッセージを凝縮している。
単品で聞くのも良いが、アルバム全体を通して聞くことで、より深い世界観に浸ることができる。

Bloc Party「Silent Alarm」制作時のメンバー

名前 担当
ケレ・オケレケ リードボーカル、リズムギター
ラッセル・リサック リードギター
ゴードン・モークス ベース、バッキングボーカル、シンセサイザー
マット・トング ドラム、バッキングボーカル

フランツに並ぶUKロックの象徴

シンプルなアートワーク

ライナーノーツは粉川しのさん

歌詞の対訳は沼崎敦子さんと野村伸昭さん

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雪がしんしんと降り続ける中、静寂の警鐘は鳴り響く

全曲紹介!Bloc Party「Silent Alarm」(ブロック・パーティー サイレント・アラーム)
今回紹介したUKロックバンド、Bloc Party(ブロック・パーティー )のデビューアルバム「Silent Alarm」(サイレント・アラーム)。
このアルバム「Silent Alarm」は、ポストパンク・リバイバルの真髄を捉えた傑作。
デビュー作ながら、その完成度の高さには驚かされます。エネルギッシュなギターリフと、ケレ・オケレケの感情豊かなボーカルが織り成す楽曲は、聴く者を一瞬で引き込みます。特に「Like Eating Glass」や「Banquet」は、バンドの持つ鋭いエネルギーと緻密なアレンジが光る名曲。
歌詞には都市生活の孤独や不安が反映され、現代社会の喧騒と静寂を見事に描いています。アルバムのアートワークも音楽と調和し、雪に覆われた風景が静寂と内省を象徴しています。この作品は、リリースから年月が経過しても色褪せることなく、新たなリスナーを引き寄せ続けることでしょう。ポストパンク好きならずとも、一度は聴いておきたい一枚です。

アーティスト情報

公式ホームページ:https://blocparty.com/
公式Twitter:https://twitter.com/blocparty


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