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毛皮のマリーズ

全曲紹介!毛皮のマリーズ「TIN PAN ALLEY」(ティン・パン・アレ)

毛皮のマリーズ「TIN PAN ALLEY」のジャケット

毛皮のマリーズ「TIN PAN ALLEY」の収録曲


1.序曲(冬の朝)
2.恋するロデオ
3.さよならベイビー・ブルー
4.おっさん On The Corner
5.Mary Lou
6.C列車でいこう
7.おおハレルヤ
8.星の王子さま(バイオリンのための)
9.愛のテーマ
10.欲望
11.弦楽四重奏曲第9番ホ長調「東京」

毛皮のマリーズ「TIN PAN ALLEY」とは


2011年12月31日に解散したバンド毛皮のマリーズの同年に発売した五枚目のアルバム「TIN PAN ALLEY」(ティン・パン・アレ)。
東京を歌う」をコンセプトにした「TIN PAN ALLEY」。
そのため歌詞には「東京に、朝が来る」や「中央線」、「おやすみ僕の東京」などキーワードが出てくる。
もし毛皮のマリーズの「愛のテーマ」だけを聞いているなら正直もったいない。
このアルバムは東京を舞台に上京してきた物語を描いている(勝手に思っている)。
東京の冬の朝、春を恋しく感じたときに故郷のことが脳裏をよぎると思えば、東京での生活になじんている自分もいる。
おっさんの様子を見るのも日課になっている。好きな人、好きな場所ができた。
電車の時刻を気にしないでも駅に行けばすぐに電車が来るのが当たり前。
東京に住んでいるだなって、朝が来て、夜が来て、また朝が来る。
そんな日常を描いた作品が「TIN PAN ALLEY」。なので「愛のテーマ」はその中の1コマに過ぎない。

オススメ代表曲は「Mary Lou」

毛皮のマリーズの「TIN PAN ALLEY」(ティン・パン・アレ)の中からおすすめ代表曲は「Mary Lou」。
「Mary Lou」のその前の「おっさん On The Corner」、「さよならベイビー・ブルー」があって、
そのあとの「C列車でいこう」があるからこそ、「Mary Lou」が代表曲になるわけですが、
おすすめのポイントしてはブックレットの歌詞カードにあります。

お気づきになりましたか?
最後のサビフレーズの

Mary Lou 夢のような
甘い口づけを大人は知らない
僕だけの Mary Lou
Mary Lou, Oh Mary Lou
そして二人は朝焼けの中
同じ夢を見る

歌詞カードに記載がないんです。
だからなに?っていえばそうなのですがこれは中心メンバーの志磨 遼平さんの意図ではないかと思っています。
あえて歌詞カードに、言葉にしたくなかったのか、聞いてほしかったのかは定かではありませんが、そういうアーティストの思いを感じる「Mary Lou」がおすすめの代表曲です。
ぜひ歌詞カードとともに聞いてほしいです。

毛皮のマリーズ「TIN PAN ALLEY」制作時のメンバー

名前 担当
志磨 遼平 Vocal
越川 和磨 Guitar
栗本 ヒロコ Bass
富士山 富士夫 Drums

キューモニター

全体を通して「愛のテーマ、愛がテーマ」

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愛してるよ、世界が終わるまで、愛し続けるよ、愛の日々よ


毛皮のマリーズの「TIN PAN ALLEY」(ティン・パン・アレ)。次の「THE END」がラストアルバムになる。
毛皮のマリーズにはサブカル的なイメージで取っつきにくい印象がありますが、ちゃんとアルバムを聞いてみると普通にいい音楽を奏でています。
毛皮のマリーズという才能は毛皮のマリーズでしか聞くことがないない。
毛皮のマリーズの最高傑作であり名盤、「TIN PAN ALLEY」(ティン・パン・アレ)。
愛が溢れてリる人も、愛を最近知った人も、愛が枯れている人も、愛を捨てた人、愛を忘れた人も、ぜひ聞いてほしい名盤です。

アーティスト情報

メンバー 志磨遼平のTwitter:https://twitter.com/thedresscodes
メンバー 越川 和磨のTwitter:https://twitter.com/koshikawakazuma

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