Rage Against the Machine「Evil Empire」
Rage Against the Machine「Evil Empire」の収録曲
1.People of the Sun
2.Bulls on Parade
3.Vietnow
4.Revolver
5.Snakecharmer
6.Tire Me
7.Down Rodeo
8.Without a Face
9.Wind Below
10.Roll Right
11.Year of tha Boomerang
Rage Against the Machine「Evil Empire」とは
Rage Against the Machineが1995年に発売した2ndアルバム「Evil Empire」。前作の「Rage Against the Machine」に比べて、音楽の幅が広がった作品。いい意味で音楽が聴きやすくなって、悪い意味で売れるような音楽になった作品でもある。
ただし、レイジの根幹部分である「怒り」はますます増加している。
1995年の当時の背景は今から想像できない世界だ、ケータイもろくに普及してない、インターネットも出始め、
個人が簡単にアウトプットできる2020年の今に比べると、表現の場は限られていたはず。
数少ない表現の場で多くの大衆から支持されていたレイジの音楽。
サブスクで音楽を知った風の人たちには理解できないCDを買って、プレイヤーの再生ボタンを押す瞬間の高揚感。
決して安くない音楽を買う、無料が当たり前と思っている人たちには理解できない感覚だろう。
オススメは「Bulls on Parade」
「Evil Empire」の中で一番の怒りを感じる「Bulls on Parade」。
「家族の周囲を行進する ポケット一杯に薬莢を詰めてく」
意味はわからない、でもザック・デ・ラ・ロッチャは何かに対してブチ切れて、行動に移し、歌詞に宿っているんだなはわかる。
左翼活動がかっこいいと思えないし、右翼活動もどうでもいい、音楽が表現できていれば、それでいい。
なにをParadeするか、歌詞を読んでもわからないけど、とにかくクソかっこいいに違いはない。
ブチ切れろ、そして表現しろ、それがレイジ、口だけ大将にだけはなるな
11曲47分に込めた想い、早口でまくし立てるラップ、トムモレロのマネできないギターサウンド、
発売から20年経ってなお、語り合える名盤の「Evil Empire」。
ゲリラレディオも名曲、キルザネームもいい、でもね、「Evil Empire」もめちゃくちゃ怒ってるからぜひ聞いてみて!
アーティスト情報
公式ホームページ:https://www.ratm.com/home/
ボーカル ザックのTwitter:https://twitter.com/ZackdelaRocha