音楽を語らしてけろ!

サブスクでは届かない音楽があるはず。

全曲紹介!Ken Yokoyama「Indian Burn」
Ken Yokoyama

全曲紹介!Ken Yokoyama「Indian Burn」

Ken Yokoyama「Indian Burn」のジャケット

Ken Yokoyama「Indian Burn」のジャケット

Ken Yokoyama「Indian Burn」の収録曲

Ken Yokoyama「Indian Burn」の収録曲
1.Parasites
2.My One Wish
3.A Pile Of Shit
4.The Show Must Go On
5.These Magic Words
6.New Love
7.Better Left Unsaid
8.Indian Burn
9.Deep Red Morning Light
10.Long Hot Summer Day
11.A Little Bit Of Your Love
12.Heartbeat Song

初回盤 DVD】「Ken Yokoyama -不滅楽団編-」
収録時間:80分以上

Ken Yokoyama「Indian Burn」とは

Ken Yokoyama「Indian Burn」とは
Ken Yokoyamaの2024年1月31日に発売した八枚目のアルバム「Indian Burn」。
「Better Left Unsaid」、「My One Wish」、「These Magic Words」の連続シングルが収録されており、
Kenさん自身最高傑作と語っています。
アルバムについての心境ははKen Bandのメンバーが全員出演しているレアな番組「69号室の住人」より確認できます。

またアルバムタイトルの由来としてインタビューで

―― シングルシリーズの第2弾『My One Wish』のインタビューの時におっしゃっていた通り、今回の『Indian Burn』は前作の『4Wheels 9Lives』とは毛色の違うアルバムに仕上がりました。シングルシリーズの第1弾だった「Better Left Unsaid」のカップリング曲だった「Whatcha Gonna Do」はさておき、割と生真面目に思えたシングルシリーズで印象づけた円熟味やシリアスでビターなメッセージも汲みつつ、今回のアルバムはバラエティに富んだ曲の数々とともにパンクならではのユーモアもシニカルさもある作品になっているというのが僕の印象でした。毛色の違うアルバムにしようと思って、曲を作り始めたのでしょうか。それとも曲を作り始めたら、そういう曲が揃ったから、毛色の違うアルバムになったのでしょうか。どちらでしたか?

KEN 元々は前者ですね。毛色の違うアルバムを作ろうと思って、曲作りを始めたんです。以前お話したと思うんですけど、Ken Yokoyamaっていうと、やっぱり速くて明るい……明るいと言うか、メジャーキーの曲がバンドのカラーだと思われていると僕達は考えているし、そもそも僕達自身もそういうバンドだよねとは思っているんです。だから、今回は、そこから外れたところ――具体的に言うと、マイナー調の速い曲とミッドテンポっていうこれまでそんなにやってこなかった曲をやりたかったんです。速いメジャーキーの曲は『4Wheels 9Lives』で思いっきりやったし、ファンからも信認を得られたと思ったので、マイナー調の速い曲と、マイナーでもメジャーでもとにかくミッドテンポの曲を揃えて、ばんばん作っていこうって曲作りを始めたんですけど、できなかったんです(笑)。幾つかはできたんです。たとえば、シングルの『These Magic Words』に入れた「Bitter Truth」とか、「Better Left Unsaid」とか、いい曲はできたんですけど、それで埋め尽くすことはできなくて。それで僕が元々得意としてた曲調にシフトしていこうと思ったんですけど、変わった曲を作りたいという発想自体は、そんなに変わらなかったですね。だから、得意ではあるけど、今までこういう曲はなかったよねという曲を捻り出していった感じです。

―― その捻り出していった感じは最後まで続いたんですか?

KEN 最後の最後まで続きました。だから、曲作りは苦しかったですよ。

―― 今回のアルバムタイトルの『Indian Burn』は子供の悪ふざけや先生のお仕置きとして知られる、いわゆる“雑巾”を意味するそうですが、じゃあ、いただいた資料に書いてあるように「腕を絞り出すようになんとか生み出された楽曲」というところから付けたものなんですか?

KEN そうです。タイトルの話をしちゃうと、今回のアルバムにどんなタイトルを付けるか、曲が全曲揃ってから考え始めたんです。で、どうしても僕は苦しかった曲作りの光景を残したかったんですね。なので、雑巾絞りってタイトルにしようって最初は考えたんですけど、それを英語に訳しても、そもそも雑巾という言葉が英語にはないから、そのニュアンスが出なかったんです。なんだか汚いもののメタファーになってしまって、自虐的になってしまう。そうじゃなくて、雑巾をバケツに浸す。バケツに雑巾を浸すってその行為は、要するに古い曲を聴いてインプットするってことなんですよ。それを絞ったとき、そこから何が出るか? カラカラになってもまだ出るのか? そんな心境だったんです。本当に雑巾絞りみたいなニュアンスが今回の曲作りの風景に近いと思っていたんです。ただ、繰り返しになっちゃいますけど、いい言葉がなかった。で、絞るって行為で何かないか探し始めたんです。そしたらIndian Burnって言葉が出てきて。元から知っている言葉ではなかったんです。英語圏の子供達が腕を捻る。意地悪だか、罰ゲームだかわからないですけど、それをIndian Burnっていう。キャッチーでいいし、僕の気持ちも残る。しかも、ちょっと楽しそうじゃないですか(笑)。それでアルバムタイトルにしました。

―― 「Indian Burn」というインストナンバーが入っていますが、アルバムタイトルが決まってから、アルバムと同じタイトルを付けたんですか?

KEN タイトルを変更したんですよ。音楽的な話なんですけど、グレッチの世界観でいうと、インディアンとか、西部劇とかに纏わるマカロニウエスタン的なインストナンバーがいっぱいあるじゃないですか。「Indian Burn」って曲自体はサーフロックからの影響を受けていますけど、サーフロックとマカロニウエスタンのインストって意外に共通点があるんです。なので、「Indian Burn」って曲が元々持っていた世界観とはちょっと違うけど、付けられないことはないと思いました。

―― 『Indian Burn』というタイトルはパンクの悪ガキのイメージとも繋がると思いました。

KEN それ、CITY INDIANからの連想じゃないですか?(笑) 80年代の、すごく怖いハードコア・バンドですよ。

―― いや、そういうわけではないんですけど、アメリカ人も日本人も子供が考えることって一緒なんだなって驚きながらもおもしろいと思いました。

KEN この言葉を見つけたとき、南ちゃんと語源を探したんですよ。そしたら、アメリカの先住のインディアンって説とインド人って説と両方あって、結局わからなかったんです。

―― 「雑巾と梅干しどっちがいい?」って子供の頃やりました?(笑)

KEN 一瞬、何を言ってるかわからなかったんですけど、子ども同士の遊びのあれですよね。腕絞りと……。

南 梅干しって何だろ?

KEN 梅干しって、こめかみを拳でぎゅうううってやるの。

南 あぁ~、なるほど(笑)。

KEN そういうやんちゃなイメージもあるので、キャッチーで、いい言葉だと思いました。

引用元:https://www.pizzaofdeath.com/ken8thalbum/#interview

オススメ代表曲は「Indian Burn」


Ken Yokoyamaの「Indian Burn」の中からおすすめの代表曲は「Indian Burn」。
前作の「4Wheels 9Lives」の「On The Sunny Side Of The Street」にも感じたのですが、
Ken Bandのインストってめちゃくちゃカッコいいですよね。(「On The Sunny Side Of The Street」は最後うたいますが)
ちょいと短いので何度も何度もリピートして聞きたくなります。

Ken Yokoyama「Indian Burn」制作時のメンバー

名前 担当
Jun Gray ベース
Ekkun ドラムス、コーラス
Minami-Chan ギター、コーラス
Ken ボーカル、ギター

も、も、もんげー

スポンサーリンク

今回珍しく手書きではない歌詞カード


英語歌詞、日本語歌詞も手書きじゃないのは珍しいですね

生まれ変わっても音楽を好きな気持ちは持っていたい

全曲紹介!Ken Yokoyama「Indian Burn」
X(旧Twitter)で「Better Left Unsaid」、「My One Wish」、「These Magic Words」、そして「Indian Burn」を購入するシーンをポストしたのですが、
やはり反応はいいといいますか、この音楽が好きな気持ちに共感していただける方々がたくさんいました。
万人受けはしなくていい。わかる人だけわかればいい。
もんげー!
これからも音楽は聴き続ける!死ぬまで死んでも生まれ変わっても。

アーティスト情報

公式ホームページ:https://kenyokoyama.com/
公式Twitter:https://twitter.com/KenYokoyama
公式インスタグラム:http://instagram.com/kenyokoyamaofficial/


パンク・ハードコアランキング