セトリ
Social Distortion「Somewhere Between Heaven And Hell」のジャケット
Social Distortion「Somewhere Between Heaven And Hell」の収録曲
1.Cold Feelings
2.Bad Luck
3.Making Believe (Jimmy Work)
4.Born to Lose
5.Bye Bye Baby
6.When She Begins
7.99 to Life
8.King of Fools (W.E. Bruce)
9.Sometimes I Do
10.This Time Darlin’
11.Ghost Town Blues
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Social Distortion「Somewhere Between Heaven And Hell」とは
アメリカのパンク界のアニキ的存在のSocial Distortion(ソーシャル・ディストーション)の1992年にリリースされた4枚目のアルバム「Somewhere Between Heaven And Hell」。
前作「Social Distortion」に引き続き、セールスが好調でSocial Distortion自身でも売れたアルバムの1つ。
構成はSocial Distortion節炸裂のロック、カントリー、ブルースなどが融合した全11曲。
キャッチーなメロディと安っぽい言葉で表現したくないが、なぜかソーシャル・ディストーションのすべての曲がキャッチーだ。
絶対に売れる代表曲の「Bad Luck 」、一瞬T-REX?と思わせる人気曲「Born to Lose」、やさしい歌の「King of Fools」、音を聞かせる「This Time Darlin’」と何を、どこを切り出してもSocial Distortion全快の曲ばかりのアルバム。まだオフスプ、ランシド、グリーンデイが世に出る前のこんなパンクロックがあるとは。
オススメ代表曲は「Bad Luck」
オススメ代表曲は「Somewhere Between Heaven And Hell」の中でポップでとくに哀愁を感じる「Bad Luck」。
なんだろう、売れまくって不運なのか。本当は幸運のはずなのに、「不運」に感じてしまっているマイク・ネスの悲哀が伝わってくる。
当事者でしか抱えられない不安が歌に宿っていると勝手に解釈、Bad Luck。
Social Distortion「Somewhere Between Heaven And Hell」制作時のメンバー
名前 | 担当 |
Mike Ness | Vocals,Lead Guitar |
Deniss Danell | Rhythm Guitar |
John Maurer | Bass Guitar,Backing Gutiar |
Christopher Reece | Drums |
オリジナルメンバー、最後のアルバム
このアルバムを最後にドラムのクリストファーが脱退!
天国と地獄ではない場所を求めて
今回紹介した「Somewhere Between Heaven And Hell」を翻訳すると「天国と地獄の間のどこか」。
前作の「Social Distortion」の大ヒットで天国と地獄を味わって、その間を探しているのかも。
社会の歪みを叫んだら、自分たちがその歪みにハマって出られなくなってしまった。
Social Distortion(ソーシャル・ディストーション)の更なる飛躍と葛藤を感じる一作、ロックンロール。
アーティスト情報
公式Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCa-TUmJpU-jaz4gNtNR9G3g