セトリ
Coldplay「X&Y」のジャケット
Coldplay「X&Y」の収録曲
1.Square One
2.What If
3.White Shadows
4.Fix You
5.Talk
6.X&Y
7.Speed of Sound
8.A Message
9.Low
10.The Hardest Part
11.Swallowed in the Sea
12.Twisted Logic
13.Til Kingdom Come
Coloratura rehearsals…#Coldplay #MusicOfTheSpheres #33days pic.twitter.com/R5KEciPeU7
— Coldplay (@coldplay) September 12, 2021
Coldplay「X&Y」とは
いまや、ロックの領域を超えて音楽の象徴となりつつあるColdplay(コールドプレイ)。
近年はさまざまなアーティストとのコラボし、既成概念を打破し続けているバンドの1つ。
今回紹介するのはColdplayが2005年に発売した三枚目のアルバム「X&Y」(エックスアンドワイ)。
ちなみに「ポケットモンスターX・Y」よりも前です。
マニック・ストリート・プリーチャーズ、トラヴィス、レディオヘッド系統のUKロックの継承者として、
前作「A Rush of Blood to the Head」、前々作「Parachutes」がありましたが、
今回ははっきりとした輪郭が現れたコールドプレイの音楽が確立した作品。
聞かせるといった印象でオープニングナンバーからの「Square One」、ピアノの旋律が美しい「What If」、大きな渦のような「White Shadows」、
どう考えても立ち直るでしょう「Fix You」、クリスとの対話「Talk」、メロウな「X&Y」、はい!稀代の名曲誕生「Speed of Sound」、
アコギが最高の「A Message」、代表曲「Swallowed in the Sea」、ライブで人気曲「Til Kingdom Come」と、2005年に一番売れたアルバムとして、
2000年代の象徴の名盤。
オススメ代表曲は「Swallowed in the Sea」
Coldplayの「X&Y」のおすすめ代表曲は「Swallowed in the Sea」。
めちゃくちゃ落ち込んでいるときに部屋を暗くして、何回も何回も何回も聞きました。
サビまで徐々に盛り上がる感覚、要はカタルシスの感覚に陥るんです。
そういう意味では「Swallowed in the Sea」こそ「Fix You」、立ち直らせてくれるんです。
そして歌詞を見るとまたしてもカタルシスが起きるんですよね。
歌詞カードにある和訳をそのまんま載せます。
君は僕のために木を切り倒し
それを僕のもとへと運んできてくれた
そうだね、そのおかげで僕は気づかされた
どこで僕が間違ったのかを
君は僕をほかの人から遠ざけ
自分だけのものにしていたね
僕が責めるべき相手は僕自身だけさ
君が責めるべき相手は僕だけそうさ、歌を書いたっていい
100マイルの長さの歌を
そうだね、そこが僕の居場所
そして、僕のそばが君の居場所
そうさ、書き残したっていい
それとも世界中に広めようか
はぐれては、そして見つかって
あるいは海に呑み込まれて君は僕を紐で吊るして、乾くまで干しておいた
そうさダーリン、見に行こうと決めたのはその時なんだ
君は僕の身のほどを知らせ
そして僕の目を開かせてくれたね
そして気づかせてくれたんだ
僕がわからなかったことをそうさ、本を書いたっていい
世界を揺るがしたと
人々が言ってくれるような本を、そして
それを僕から取り戻して
そうさ、書き残したっていい
それとも世界中に広めようか
はぐれては、そして見つかって
そして君は僕のもとへと帰ってくる
海に呑み込まれたりせずにOoh
そうさ、歌を書いたっていい
100マイルの長さの歌を
そうだね、そこが僕の居場所
そして、僕のそばが君の居場所
君が歩いて行く街路
並び立つ千軒もの家々
そうだね、そこが僕の居場所
そして君の居場所が僕の居場所
ああ、生きるってなんて素晴らしいんだ
何も残さず、すべてを捧げ生きるって
忘れても許すことはなく
目に映るすべてを愛するわけでもない
君が歩いて行く道
並び立つ千軒もの家々
そうだね、そこが君の居場所
そして、僕のそばが君の居場所
海に呑み込まれたりせずに
僕のそばが君の居場所
海に呑まれたりせずに
僕のそばが君の居場所
さあ一緒に海に飲み込まれよう
英語の歌詞だと
Ah Whad good is it to live
という日本語部分の
ああ、生きるってなんて素晴らしいんだ
がカタルシスポイントなんです。ここで救われる。ここを聞くために「Swallowed in the Sea」を聞いています。
Coldplay「X&Y」制作時のメンバー
名前 | 担当 |
Chris Martin | Vocals, Piano |
Jonny Buckland | Guitar |
Guy Berryman | Bass |
Will Champion | Drums |
ジャケットはBaudot Codeで「X&Y」
生命、すでにつぎのアルバムへつながるキーワードが。
ブックレットにはBaudot Codeの解読表
Baudot Codeで「X&Y」。ウィキだと「X9Y」だったとありますが、「&」に対応していると思うんだけどなぁ。
こちらはBaudot Codeで「Make Trade Fair」
ライナーノーツは山崎洋一郎さん
大絶賛ですね
日本語歌詞がついている日本盤がおすすめ
XとYを何に置き換えようか、黄色い静寂の世界に漂う脱出装置
Coldplay(コールドプレイ)の「X&Y」。
近年ではなんとかという知らんグループとコラボしたり、話題になっています。
まぁ、その曲は聞くことはないので、書くことはありませんが。
「A Rush of Blood to the Head」、「Parachutes」に続く第三部作の「X&Y」は間違いなく歴史残る名盤です。
のちの「Viva la Vida or Death and All His Friends(美しき生命)」につなぐ重要な作品でもある。
コールドプレイ、いいバンドだ。
アーティスト情報
公式ホームページ:https://www.coldplay.com/
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