2000年にリリースされ、世界中で400万枚以上の売り上げを記録したRadiohead(レディオヘッド)の4枚目のスタジオアルバム、「KID A」(キッド A)。このアルバムは、ロックバンドの定石を覆す実験的な音楽として評価され、レディオヘッドの進化と固有の存在感を示す作品です。
セトリ
Radiohead「KID A」(キッド A)のジャケット
Radiohead「KID A」の収録曲
1.Everything in Its Right Place
2.Kid A
3.The National Anthem
4.How to Disappear Completely
5.Treefingers
6.Optimistic
7.In Limbo
8.Idioteque (Radiohead, Paul Lansky, Arthur Kreiger)
9.Morning Bell
10.Motion Picture Soundtrack
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Radiohead「KID A」とは
世界中で400万枚以上を売り上げたRadiohead(レディオヘッド)の2000年9月27日発売の4枚目のスタジオアルバム「KID A」(キッドA)。
ロックバンドではなく、実験的音楽のバンドでもない、レディオヘッドが揺るぎない存在を昇華した作品。
全体的に暗くて恐々しいが美しい。
オーロラなのか、心霊スポットなのか、誰もいない実家の仏壇か、形のない鋭利な物体が背中を突いている感覚。
再現不能の音楽がそこにある。
ライブで人気曲の「Everything in Its Right Place」、代表曲「Morning Bell」、「Optimistic」など歴史的名曲を収録した名盤。
Kid A Mnesia: Exhibition Sets A High Bar For AAA Horror Games https://t.co/0nj7FxpZ0N @screenrant
— Radiohead (@radiohead) December 16, 2021
オススメ代表曲は「Kid A」
Radiohead(レディオヘッド)の「KID A」(キッドA)の中からおすすめ代表曲は、、これはめっちゃ悩みました。
選んだ代表曲はセルフタイトルの「Kid A」!
底知れぬ恐怖に一筋の光がやがて大きくなっていくような旋律だ。
歌詞は意味をなさないくらい崩れていて、届けるのがやっと。
でも、本当に美しい。代表曲にふさわしい、
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Radiohead「KID A」制作時のメンバー
名前 | 担当 |
Thom Yorke | vocals, guitar, piano, keyboards |
Jonny Greenwood | guitar, keyboards, ondes Martenot, orchestral arrangements |
Colin Greenwood | bass guitar |
Ed O’Brien | guitar, effects, backing vocals |
Philip Selway | Drums and percussion |
CDトレイを開ける仕掛けってマジかよ
真ん中から何か覗かれてますよね。
CDトレイをパカっと開けてみると
これ、実は「KID A」の歌詞カードなんです。
既成概念。固定概念なんて関係ないレディオヘッドの音楽性のこだわり。
ただ、斬新な音楽を聴くのではなく、経験させる。
すげぇよ、ほんとに
ブックレットは広げるページが多い!逆に多いのが悪いんだっけ?
ブックレットにも仕掛けがいっぱい。とにかく行動をさせます。
ライナーノーツは山崎洋一郎さんと田中宗一郎さん
山崎洋一郎さんの出だしは「あまりにも大胆なアルバムである。通常のバンドなら、ドラッグにやられてしまったか、頭がおかしくなったのかと思われても仕方がないほどの大胆な変化である」
一方、田中宗一郎さんは「パンドラの箱が開いた。あなたは見てはいけはものを見てしまった。」と
日本語の対訳は山下えりかさん
KID Aよ、未来の少年よ、CDトレイまでにたどり着くかな
音楽はメロディを奏でてなくても、目や手から伝わってくることがある。
その象徴がRadiohead(レディオヘッド)の「KID A」だ。
とんでもない作品を世に出したもんだ。
サブスク時代に現れない2000年の問題作。
アーティスト情報
公式ホームページ:https://www.radiohead.com/
公式Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCq19-LqvG35A-30oyAiPiqA